CFD口座を競争力のある6社で比較 | 適切な選び方と運用方針
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カモメうみねこ
デザイナー 投資家 元子役モデル IQ160
ファンド 個別株 FX CFD ノックアウトオプション 代用FX など幅広く投資
資産運用の日誌を週3日くらい発信
企業タイアップ限定特典:松井証券 ウィブル証券 FXTF
CFDは「Contract for Difference」の略で「差金決済取引」の一種になります。証拠金を預けて原資産のレートで買値と売値の差損益を得る投資商品です。
- 為替の証拠金取引はFX
- 為替以外の証拠金取引はCFD
為替以外、米国指数や大豆や原油など世界中の様々な金融商品に投資できるのが特徴です。レバレッジで大きく狙ったり、売りからエントリーしたり活用の幅が非常に広いのも魅力。投資に慣れてきた人には上手に活用してほしい投資商品になります。
短期中期で売買するタイミング投資が基本です。金利が毎日徴収されますので長期保有しない運用が前提です。
CFDを扱う金融機関は多くありますが、選び方は少し難しいので当記事で整理整頓して解説したいと思います。
競争力のある6社を厳選して比較
私が一通り見て選出しました
検討に値すると感じたのは以下の6社です。()内の数字は取り扱い銘柄数です。当然ながら多い方が選択肢が増えて魅力的です。
- OANDA証券(24)
- 楽天証券(37)
- DMM CFD(14)
- 外為どっとコム(20)2024年2月に新規参入で最も後発
- GMOクリック証券(150以上)
- IG証券(12,000以上)取引できない銘柄が実質ほぼ無い
主要銘柄をスプレッドで比較
まずはFXと同様にスプレッドで比較します。
6社の中で最もスプレッド狭い数値を赤太文字にしています。
社名 (銘柄数) | OANDA証券 (24) | 楽天証券 (37) | DMM CFD (14) | 外為どっとコム (20) | GMOクリック証券 (150以上) | IG証券 (12,000以上) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
主な銘柄 スプレッド | 日本225 | 10.0 | 5.7 | 7.0 | 3.1 | 6.0 | 7.0 |
NASDAQ | 2.2 | 0.9 | 2.0 | 0.6 | 1.0 | 2.0 | |
S&P500 | 0.4 | 0.7 | 0.5 | 0.4 | 0.3 | 0.6 | |
DOW | 2.0 | 4.5 | 5.0 | 2.1 | 4.0 | 4.8 | |
FTSE | 2.1 | 1.0 | 3.0 | 1.2 | 1.3 | 3.0 | |
DAX | 2.7 | 1.6 | 6.8 | 3.1 | 1.8 | 5.0 | |
金 | 0.3 | 0.6 | 1.2 | 0.2 | 0.4 | 0.3 | |
銀 | 2.0 | 2.4 | 5.4 | 1.0 | 1.5 | 3.0 | |
原油 | 3.0 | 5.0 | 3.9 | 1.2 | 3.0 | 2.8 | |
天然ガス | 0.007 | 0.010 | 0.018 | 0.002 | 0.008 | 0.003 |
外為どっとコムがスプレッドを他社よりも有利に設定しているのが目立ちます。1位でなくても0.1差など誤差。他社も銘柄によっては良いスプレッドを提示しています。
DMM CFDとIG証券はどの銘柄でもスプレッドが劣っています。ではこの時点で脱落か?というと、そうではありません。次の項目に続きます。
調整額の発生日ルールが与えるメリット
CFDは各種調整額が発生します。この調整額の呼び名もルールも価格も金融機関によって異なり、同じ条件で比較するのが困難です。
また殆どの金融機関で口座開設者しかその調整額がいくらになるか見れないようになっています。比較している6社ではOANDA証券と外為どっとコムは公式HPで確認も可能です。
この調整額はプラスになることもあればマイナスになることもあります。一概には言えませんが、買いエントリー(ロング)であれば引かれること(マイナス)が多く、売りエントリー(ショート)であれば貰えること(プラス)が多いです。
ここで注目するのは額ではなくて「発生日の違い」です。
社名 (銘柄数) | OANDA証券 (24) | 楽天証券 (37) | DMM CFD (14) | 外為どっとコム(20) | GMOクリック証券 (150以上) | IG証券 (12,000以上) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
調整額 の発生日 | 株価指数 個別株 | 毎日 | 毎日 | 調整日のみ | 調整日のみ | 調整日のみ | 毎日 |
原油 天然ガス | 毎日 | 毎日 | 調整日のみ | 調整日のみ | 調整日のみ | 毎日 | |
金 銀 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | 毎日 |
多くの金融機関CFDの調整額は毎日発生します。つまり毎日少し資金の増減がある。(*金利は共通して別途徴収されます)
対してDMM CFD、外為どっとコム、GMOクリック証券は予め定められた調整日を跨いで保有していなければ発生しません。これはスプレッド差以上のコストメリットになりえます。従って、DMM CFD、外為どっとコム、GMOクリック証券の3社がCFD口座の有力候補になります。
この調整額の大きさも金融機関によって異なります。
調整額の大きさや調整日カレンダーは口座開設後にスマホアプリかログイン後の画面で確認できるようになります。
仮に調整額に大差がない場合、外為どっとコムはスプレッドも狭く調整日ルールも有利なので
主要な銘柄しかトレードしないよ
という方には一般的に外為どっとコムが少し抜き出て最有力になります。
外為どっとコムのFXスマホアプリは私が一推しする使い易さで、関連情報も積極的に発信する総合的に良い企業です。まだサービス開始間もないCFDも発展を期待しています。
2024年2月時点では外為どっとコムCFD口座を直接開設することは出来ず、最初にFX口座開設の審査に通ってから公式サイトにログインしてCFD口座開設を申請するシステムになっています。
でも私はちょっと目線が違ってですね…
ここからが「カモメうみねこ」らしい観点になると思います。本領発揮です。
実は…調整額の大きさがどうであろうと私がCFDに選ぶのはGMOクリック証券になります。
その理由を次から。
ノックアウトオプションでトレード出来ない銘柄を多く持つGMOクリック証券とIG証券
主要銘柄の殆どはIG証券とFOREX.com(StoneX証券)ノックアウトオプションでトレード出来ます。
社名 (銘柄数) | OANDA証券 (24) | 楽天証券 (37) | DMM CFD (14) | 外為どっとコム(20) | GMOクリック証券 (150以上) | IG証券 (12,000以上) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
その他の銘柄 | レバレッジ系 | なし | なし | なし | なし | あり | あり |
個別株 | なし | なし | なし | あり | あり | あり | |
ノックアウトオプションで扱わない銘柄 | オランダ 株価指数 | プラチナ | なし | 8銘柄 | 約90銘柄 | 約12,000銘柄 |
ノックアウトオプションのメリットはCFDよりも資金効率が良いことなので、ノックアウトオプションでも同じ銘柄を扱えるならCFDを使う理由は殆ど無くなってしまいます。
確かにノックアウトオプションでは指値エントリー出来ないとか、保有期限があるなど、CFDに劣るデメリットもあります。しかし、ノックアウトオプションの資金効率の良さがより魅力的です。
それで私は #カモメのノックアウト なる戦略を開発して、IG証券とFOREX.com(StoneX証券)のノックアウトオプションを積極的に活用しているわけですね。
#カモメのノックアウト戦略解説記事はこちら
と言う訳で…
CFDとノックアウトオプションは似て非なる投資商品でありながら私は一緒に検討します。
すると、以下の順番で利用する口座が決まります。
CFD口座の適切な選び方と運用方針
- 主要銘柄はノックアウトオプションで売買→IG証券またはFOREX.com
- 売買したい銘柄がノックアウトオプションに無かった→GMOクリック証券
- GMOクリック証券に売買したい銘柄が無かった→IG証券
ノックアウトオプションでトレードできない銘柄を最初にGMOクリック証券で探すのは前項の調整額の発生日の違いが理由になります。CFDで同じ銘柄を買うのであればGMOクリック証券がIG証券よりもコスト面で有利なのは前述の通りです。
GMOクリック証券のCFD銘柄はセレクションが素晴らしい
150以上もの銘柄をリストアップすると長くなるので畳みます。確認するには下のボックスをタップしてください。
銘柄リスト(2024年3月時点)
銘柄 | 原資産 |
---|---|
日本225 | 日経225先物/SGX・CME |
米国30 | NYダウ先物/CME |
米国S500 | S&P500先物/CME |
米国NQ100 | E-mini NASDAQ100先物/CME |
米国NQ100ミニ | Micro E-mini NASDAQ100先物/CME |
上海A50 | FTSE中国A50先物/SGX |
香港H | 香港ハンセン先物/HKEX |
イギリス100 | FTSE100先物/ICE |
ユーロ50 | ユーロ・ストックス50先物/EUREX |
ドイツ40 | ドイツDAX先物/EUREX |
フランス40 | CAC40先物/EURONEXT |
米国半導体ETF | iシェアーズ セミコンダクターETF/NASDAQ |
インドネシア株価指数ETF | iシェアーズ MSCI インドネシア ETF/NYSE ARCA |
タイ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI タイ ETF/NYSE ARCA |
ベトナム株価指数ETF | ヴァンエック・ベクトル・ベトナム ETF/CBOE(旧BATS) |
マレーシア株価指数ETF | iシェアーズ MSCI マレーシア ETF/NYSE ARCA |
フィリピン株価指数ETF | iシェアーズ MSCI フィリピン ETF/NYSE ARCA |
シンガポール株価指数ETF | iシェアーズ MSCI シンガポール ETF/NYSE ARCA |
韓国株価指数ETF | iシェアーズ MSCI 韓国 ETF/NYSE ARCA |
台湾株価指数ETF | iシェアーズ MSCI 台湾 ETF/NYSE ARCA |
トルコ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI トルコ ETF/NASDAQ |
ロシア株価指数ETF※ | ヴァンエック ベクトル ロシア ETF/CBOE(旧BATS) |
イタリア株価指数ETF | iシェアーズ MSCI イタリア ETF/NYSE ARCA |
スイス株価指数ETF | iシェアーズ MSCI スイス ETF/NYSE ARCA |
オランダ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI オランダ ETF/NYSE ARCA |
ベルギー株価指数ETF | iシェアーズ MSCI ベルギー ETF/NYSE ARCA |
スウェーデン株価指数ETF | iシェアーズ MSCI スウェーデン ETF/NYSE ARCA |
南アフリカ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI 南アフリカ ETF/NYSE ARCA |
ブラジル株価指数ETF | iシェアーズ MSCI ブラジル ETF/NYSE ARCA |
チリ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI チリ ETF/CBOE(旧BATS) |
メキシコ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI メキシコ ETF/NYSE ARCA |
カナダ株価指数ETF | iシェアーズ MSCI カナダ ETF/NYSE ARCA |
オーストラリア株価指数ETF | iシェアーズ MSCI オーストラリア ETF/NYSE ARCA |
金スポット | 金のスポット取引 |
銀スポット | 銀のスポット取引 |
銅先物 | 銅先物/CME |
WTI原油 | WTI原油先物/CME |
北海原油 | 北海ブレント原油先物/ICE |
天然ガス | 天然ガス先物/CME |
ガソリン | ガソリン先物/CME |
ヒーティングオイル | ヒーティングオイル先物/CME |
コーン | コーン先物/CME |
大豆 | 大豆先物/CME |
小麦 | 小麦先物/CME |
砂糖 | 砂糖先物/ICE |
ココア | ココア先物/ICE |
コーヒー | コーヒー先物/ICE |
コットン | コットン先物/ICE |
米国VI | VIX先物/CBOE |
米国30ブル3倍ETF | プロシェアーズ・ウルトラプロ・ダウ30/NYSE ARCA |
米国30ベア3倍ETF | プロシェアーズ・ウルトラプロ・ショート・ダウ30/NYSE ARCA |
NQ100ブル3倍ETF | プロシェアーズ・ウルトラプロ・NASDAQ100/NASDAQ |
NQ100ベア3倍ETF | プロシェアーズ・ウルトラプロ・ショート・NASDAQ100/NASDAQ |
米国小型株ベア3倍ETF | Direxion デイリー米国小型株ベア3倍ETF/NYSE ARCA |
米国半導体ブル3倍ETF | Direxion デイリー セミコンダクターブル3倍シェアーズETF/NYSE ARCA |
米国半導体ベア3倍ETF | Direxion デイリー セミコンダクターベア3倍シェアーズETF/NYSE ARCA |
米国エネルギーブル2倍ETF | Direxion デイリー エネルギー・ブル2倍シェアーズETF/NYSE ARCA |
米国エネルギーベア2倍ETF | Direxion デイリー エネルギー・ベア2倍シェアーズETF/NYSE ARCA |
新興国ブル3倍ETF | Direxion デイリー 新興国株ブル3倍ETF/NYSE ARCA |
新興国ベア3倍ETF | Direxion デイリー 新興国株ベア3倍ETF/NYSE ARCA |
中国ブル3倍ETF | Direxion FTSE 中国株ブル3倍ETF/NYSE ARCA |
中国ベア3倍ETF | Direxion FTSE 中国株ベア3倍ETF/NYSE ARCA |
金ブル2倍ETF | Direxion デイリー 金鉱株ブル2倍ETF/NYSE ARCA |
金ベア2倍ETF | Direxion デイリー 金鉱株ベア2倍ETF/NYSE ARCA |
米国債20年ブル3倍ETF | Direxion デイリー米国債20年超ブル3倍ETF/NYSE ARCA |
米国債20年ベア3倍ETF | Direxion デイリー米国債20年超ベア3倍ETF/NYSE ARCA |
グローバル不動産ETF | SPDR・ダウジョーンズ・グローバル不動産ETF/NYSE ARCA |
グローバル(米国除く)不動産ETF | SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート ETF/NYSE ARCA |
米国リートETF | バンガード・REIT・ETF/NYSE ARCA |
米国リート・不動産株ETF | iシェアーズ 米国不動産 ETF/NYSE ARCA |
モーゲージ不動産ETF | iシェアーズ・モーゲージ不動産ETF/CBOE(旧BATS) |
Amazon(NASDAQ) | 卸売・小売 |
NIKE(NYSE) | |
GAP(NYSE) | |
ウォルマート(NYSE) | |
P&G(NYSE) | |
ペプシ(NASDAQ) | |
コストコ・ホールセール(NASDAQ) | |
イーベイ(NASDAQ) | |
ホーム・デポ(NYSE) | |
ゼネラル・エレクトリック(NYSE) | 電気機器・ 機械 |
3M(NYSE) | |
キャタピラー(NYSE) | |
Apple(NASDAQ) | |
IBM(NYSE) | |
インテル(NASDAQ) | |
HP(NYSE) | |
シスコシステムズ(NASDAQ) | |
NVIDIA(NASDAQ) | |
AMD(NASDAQ) | |
クアルコム(NASDAQ) | |
アプライド・マテリアルズ(NASDAQ) | |
テキサス・インスツルメンツ(NASDAQ) | |
ラムリサーチ(NASDAQ) | |
テラダイン(NASDAQ) | |
スカイワークスソリューションズ(NASDAQ) | |
バンク・オブ・アメリカ(NYSE) | 銀行・証券・保険・その他金融 |
シティグループ(NYSE) | |
バークシャー・ハサウェイ(NYSE) | |
アメリカン・エキスプレス(NYSE) | |
ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE) | |
モルガン・スタンレー(NYSE) | |
Visa(NYSE) | |
アフラック(NYSE) | |
JPモルガン・チェース(NYSE) | |
ユナイテッドヘルス・グループ(NYSE) | |
コインベース(NASDAQ) | |
マクドナルド(NYSE) | 農林水産・食料品 |
スターバックス(NASDAQ) | |
コカ・コーラ(NYSE) | |
アリババ(NYSE) | 情報・通信・サービス |
ウォルト・ディズニー(NYSE) | |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE) | |
Alphabet(旧Google)(NASDAQ) | |
マイクロソフト(NASDAQ) | |
オラクル(NYSE) | |
Meta Platforms(旧Facebook)(NASDAQ) | |
アドビ・システムズ(NASDAQ) | |
ネットフリックス(NASDAQ) | |
アカマイ・テクノロジーズ(NASDAQ) | |
Tモバイル(NASDAQ) | |
AT&T(NYSE) | |
ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE) | |
Groupon(NASDAQ) | |
ブロック(旧スクエア) (NYSE) | |
ペイパル(NASDAQ) | |
マイクロストラテジー(NASDAQ) | |
エクソン・モービル(NYSE) | 電気・ガス・石油 |
ハリバートン(NYSE) | |
シェブロン(NYSE) | |
ファイザー(NYSE) | 化学・化粧品・医薬品 |
メルク(NYSE) | |
デュポン(NYSE) | |
デルタ航空(NYSE) | 陸海空運・倉庫 |
フォード・モーター(NYSE) | 自動車・造船・輸送機 |
GM(NYSE) | |
テスラ(NASDAQ) | |
ボーイング(NYSE) | |
RTX(旧レイセオン・テクノロジーズ)(NYSE) | 資材・その他製品 |
ハウメット・エアロスペース(NYSE) | |
ハイアール・スマート・ホーム(HKEX) | 電気機器・機械 |
レノボ・グループ(HKEX) | |
HSBCホールディングス(HKEX) | 銀行・証券・保険・その他金融 |
中国工商銀行(HKEX) | |
中国建設銀行(HKEX) | |
チャイナ・ライフ・インシュアランス (HKEX) | |
ピンアン・インシュアランス(HKEX) | |
中国銀行(HKEX) | |
ワンワン・ホールディングス(HKEX) | 農林水産・食料品 |
チャイナ・メンニウ・デイリー (HKEX) | |
ドンフェン・モーター・グループ (HKEX) | 自動車・造船・輸送機 |
ツージン・マイニング(HKEX) | 鉄鋼金属・非鉄金属・鉱物 |
チャイナ・モバイル(HKEX) | 情報・通信・サービス |
テンセント・ホールディングス (HKEX) | |
ギャラクシー・エンターテインメント (HKEX) | |
キングソフト(HKEX) | |
コンチ・セメント(HKEX) | 資材・その他製品 |
ペトロチャイナ(HKEX) | 電気・ガス・石油 |
チャイナ・ロンユアン・パワー (HKEX) | |
チャイナ・エバー・ブライト(HKEX) | |
チャイナ・ガス(HKEX) | |
シノペック(HKEX) |
私見ですが、GMOクリック証券のCFD銘柄セレクションはかなり良く考えられています。
今の相場、この銘柄があったら良いのにな。がタイミングよく新規採用されたりします。
最近の例ではTMF(米国債20年ブル3倍ETF)ですね。2023年末くらいに新規採用されました。
半導体で話題のNVIDIAも個別株CFDで扱っています。もちろんこれも話題になる前から。
個人的な経験では「CFD使いたい欲」はGMOクリック証券で扱う銘柄数でほぼ満足して、IG証券とFOREX.com(StoneX証券)まで使ったことは3~4回くらいしかありません。それほど必要十分な主要銘柄と旬な銘柄の両方を扱っていると思います。
CFDを活用した投資戦略は?
CFDは短期中期のタイミング投資が基本ではありますが、#リピートCFDカモメ を手動で運用することが応用として考えられます。
リピートCFDのナスダックは非常に優秀なキャッシュフローで収益率にも優れますが、コストも非常に高いのが欠点です。
FXを手動でリピート売買するように、CFDも手動でリピート売買をしてコストセーブする。ということです。
正直…#リピートCFDカモメを手動は大変だと思いますが…トレードが好きな人、自動売買してても気になってチャートばかり確認して楽しめる人であれば、その時間を利用して運用も可能だと思います。
この戦略に限ってはGMOクリック証券と外為どっとコムの両方が選択肢になると思います。
#リピートCFDカモメ を手動でするならどっち? | GMOクリック証券と外為どっとコムの比較表
GMOクリック証券 | 外為どつとコム | |
---|---|---|
指値有効期限 | 2週間 | 無期限 |
スプレッド | 0.6 | 0.3 |
NASDAQ (最小必要証拠金) | 3,000円程度 (NASDAQミニを利用) | 30,000円程度 |
メリット | 小額から始められる | スプレッドが狭くコスト安 指値が無期限 |
デメリット | スプレッドが広い 指値有効期限がある | 予算が大きくなる |
どちらも一長一短。
約定回数が重要な戦略ですので、予算が許せばNASDAQのスプレッドが狭く指値が無期限の外為どっとコムがこの戦略には適していると思います。少額で運用したいのであればNASDAQミニを扱うGMOクリック証券になります。
いずれにしてもかなりの手間には変わりないので、広い範囲にリピート注文を仕掛けておくのではなく、現在レートから上下○○ポイントなど、範囲を狭めて限定的に仕掛けておく戦略が現実的になると思います。
あれ?そのやり方に聞き覚えある
これですね
少額バージョン
#リピートCFDカモメ戦略解説記事はこちら
それか…
TQQQをGMOで手動リピート売買とか…やっちゃおっかなー
インヴァスト証券のトライオートETFで扱う自動売買をGMOクリック証券のCFDで手動リピートすることも考えられますね。良いと思います。
最後に比較表を1つにまとめ | リスク管理も怠らずに
これまでに紹介した3つの比較表を1つにまとめておさらいです
社名 (銘柄数) | OANDA証券 (24) | 楽天証券 (37) | DMM CFD (14) | 外為どっとコム(20) | GMOクリック証券 (150以上) | IG証券 (12,000以上) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
主な銘柄 スプレッド | 日本225 | 10.0 | 5.7 | 7.0 | 3.1 | 6.0 | 7.0 |
NASDAQ | 2.2 | 0.9 | 2.0 | 0.6 | 1.0 | 2.0 | |
S&P500 | 0.4 | 0.7 | 0.5 | 0.4 | 0.3 | 0.6 | |
DOW | 2.0 | 4.5 | 5.0 | 2.1 | 4.0 | 4.8 | |
FTSE | 2.1 | 1.000 | 3.0 | 1.2 | 1.3 | 3.0 | |
DAX | 2.7 | 1.6 | 6.8 | 3.1 | 1.8 | 5.0 | |
金 | 0.3 | 0.6 | 1.2 | 0.2 | 0.4 | 0.3 | |
銀 | 2.0 | 2.4 | 5.4 | 1.0 | 1.5 | 3.0 | |
原油 | 3.0 | 5.0 | 3.9 | 1.2 | 3.0 | 2.8 | |
天然ガス | 0.007 | 0.010 | 0.018 | 0.002 | 0.008 | 0.003 | |
調整額 の発生日 | 株価指数 個別株 | 毎日 | 毎日 | 調整日のみ | 調整日のみ | 調整日のみ | 毎日 |
原油 天然ガス | 毎日 | 毎日 | 調整日のみ | 調整日のみ | 調整日のみ | 毎日 | |
金 銀 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | 毎日 | |
その他の銘柄 | レバレッジ系 | なし | なし | なし | なし | あり | あり |
個別株 | なし | なし | なし | あり | あり | あり | |
ノックアウトオプションで扱わない銘柄 | オランダ 株価指数 | プラチナ | なし | 8銘柄 | 約90銘柄 | 約12,000銘柄 |
CFD口座の適切な選び方と運用方針
- 主要銘柄はノックアウトオプションで売買→IG証券またはFOREX.com
- 売買したい銘柄がノックアウトオプションに無かった→GMOクリック証券
- GMOクリック証券に売買したい銘柄が無かった→IG証券
- #リピートCFDカモメを手動リピートで運用したい→GMOクリック証券か外為どっとコム
上手くまとまりましたね。
しれっと、4番目に#リピートCFDカモメを手動リピートするなら…を追加しておきました。
CFDはとても便利な投資商品です。
チャンスにレバレッジを掛けてロングでエントリーする。反対にピンチにはレバレッジを掛けてショートエントリーしてヘッジする。など、色々な活用方法が思い浮かびます。
とはいえ、証拠金取引なので相応のリスクもしっかりあります。損切設定を忘れずに。短期中期売買が基本なのでタイミングに失敗すれば普通に損して終わります。また高金利の2024年時点では長期保有も厳禁です。お気をつけて。
よ~く考えて運用してくださいね