気になるファンドリスト | アセット別に配当とコストを整理+私見
簡単に自己紹介
カモメうみねこ
元子役モデル タレント | 投資家 | IQ160 | デザイナー | 株 債券 FX CFD ノックアウトオプション 代用FX 裁量トレードなど幅広く資産運用
企業タイアップあり
ダイヤモンドZAi掲載
ブログはトレード関係の記事が多いですが、私の資産の殆どは投資信託やETFなどのファンドが占めています。いわゆるインデックス投資家です。新しく発売されるファンドなど日々チェックしており、特徴を簡潔にまとめています。ご参考ください。
私のメモをそのまま公開している感じです!
ファンドリスト
アセット別にタブを分けています。各タブで表示されるリスト下部にはファンド概要と私の私見をまとめ、
既に有名なファンドは割愛です。新たに収集した情報を記録しています。
私もしゃしゃり出るね!
うん。思ったこと言っていいよ
*情報は各銘柄の作成日のデータです。一部情報が古い場合がございます。ご了承ください
銘柄 | 配当 | コスト | 種別 | アセット |
eMAXIS Slim米国株式 S&P500指数に連動 | なし | 0.09372% | 投資信託 | 株 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 米ETF VOO買うだけファンド | なし | 0.09380% | 投資信託 | 株 |
Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式) S&P500から増配傾向の銘柄。最低40銘柄以上 | なし | 0.1155% | 投資信託 | 株 |
eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス S&P500から収益の質が高い200銘柄 | なし | 0.33% | 投資信託 | 株 |
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド NASDAQ指数に連動 | なし | 0.2035% | 投資信託 | 株 |
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド インド株 S&P BSE SENSEX連動の本家ETF買うだけファンド | なし | 0.4638% | 投資信託 | 株 |
iFreeNEXT インド株インデックス インド株 Nifty50指数に連動 | なし | 0.473% | 投資信託 | 株 |
SMTAMインド株式インデックス・オープン インド株 Nifty50指数に連動 | なし | 0.308% | 投資信託 | 株 |
eMaxis インド株式インデックス インド株 Nifty50指数に連動 | なし | 0.44% | 投資信託 | 株 |
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド 米ETFのVIGの東証版。スクリーニングの厳しい連続増配銘柄 | なし | 0.1238% | 投資信託 | 株 |
一歩先いく US テック・トップ20インデックス 米国のハイテク企業トップ20に投資するETF | なし | 0.495% | 投資信託 | 株 |
NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信【1678】 インド株 Nifty50指数に連動 | なし | 0.9500% | 国内ETF | 株 |
iシェアーズ 米国連続増配株ETF【2014】 米ETFのDGROの東証版。連続増配かつ高配当な銘柄が中心 | 2.44% | 0.121% | 国内ETF | 株 |
グローバルX S&P500配当貴族ETF【2236】 S&P500から増配傾向の銘柄。最低40銘柄以上 | 0.28% | 0.275% | 国内ETF | 株 |
グローバルX US テック・トップ20 ETF【2244】 米国のハイテク企業トップ20に投資するETF | なし | 0.4125% | 国内ETF | 株 |
MAXIS ナスダック100上場投信【2631】 NASDAQ指数に連動 | 0.51% | 0.20% | 国内ETF | 株 |
気になるファンド概要と私見
eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス
- S&P500から優秀な上位200位以内にランク付けされる銘柄
- 収益の質、財務の健全性などで定義。株価下落による高配当株は対象外
- 安定性重視
- 均等ウエイトで定期的にリバランス
- 過去30年ではS&P500の2倍近い成績
- ショック相場での下落耐性が強く価格が下がらないので複利効果が働きやすい(数学的根拠)
- コストがeMaxis Slim米国株式投信の3倍程度だが上記の魅力を考慮すると許容範囲
- 公式サイト:https://emaxis.jp/fund/254479.html
これいいんじゃない?
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
- 注目のインド株式インデックスへ投資
- 新興国株式インデックスに投資するファンドとしては低コスト。国内ETFの半額
- 過去20年間の成績はS&P500の2倍
- 人口増加、インフラ需給、賃金増加率、GDP予測では将来2位になる可能性がある
- SENSEXはNifty50より銘柄数が少なく大型株比重が大きい。米国株でいうS&P500とVTIの様な違いで大差なし
- SENSEXインドのムンバイ証券取引所に上場する30銘柄(加重平均)
- 本家ETF(コスト約0.4%)を買うだけファンドのため、日本だけの事情でこれ以上のコスト競争に参加できないと思われる
- 2024年1月時点で購入できるネット証券会社はSBI証券のみ
- 公式サイト:https://apl.wealthadvisor.jp/webasp/sbi_am/pc/basic/sa_2023092202.html https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/251590/ishares-core-s-and-p-bse-sensex-india-index-etf
iFreeNEXT インド株インデックス
- 注目のインド株式インデックスへ投資
- 新興国株式インデックスに投資するファンドとしては低コスト。国内ETFの半額
- 新しいファンドだが順調に純資産を増やしインド株式の注目度の高さを伺える
- 過去20年間の成績はS&P500の2倍
- 人口増加、インフラ需給、賃金増加率、GDP予測では将来2位になる可能性がある
- Nifty50はインドのナショナル証券取引所に上場する50銘柄(加重平均)
- 公式サイト:https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3484/detail_top.html
SMTAMインド株式インデックス・オープン
- 注目のインド株式インデックスへ投資
- 新興国株式インデックスに投資するファンドとしては低コスト。国内ETFの半額
- 新しいファンドだが順調に純資産を増やしインド株式の注目度の高さを伺える
- 過去20年間の成績はS&P500の2倍
- 人口増加、インフラ需給、賃金増加率、GDP予測では将来2位になる可能性がある
- Nifty50はインドのナショナル証券取引所に上場する50銘柄(加重平均)
- 2024年1月時点で購入できるネット証券会社はauカブコムのみ
- 公式サイト:https://www.smtam.jp/fund/detail/_id_510217/
2024年1月時点ではインド株インデックスでコスト最安
eMaxis インド株インデックス
- 常にコスト最安を目指すslimシリーズではないことに注意
- 注目のインド株式インデックスへ投資
- 新興国株式インデックスに投資するファンドとしては低コスト。国内ETFの半額
- 新しいファンドだが順調に純資産を増やしインド株式の注目度の高さを伺える
- 過去20年間の成績はS&P500の2倍
- 人口増加、インフラ需給、賃金増加率、GDP予測では将来2位になる可能性がある
- Nifty50はインドのナショナル証券取引所に上場する50銘柄(加重平均)
- 最も後発だがコストは2番目になり、SMTAMインド株式インデックス・オープンに劣る。実質コストで勝負できるか?
- 公式サイト:https://emaxis.jp/fund/254568.html
一歩先いく US テック・トップ20インデックス
- 東証ETF2244の投資信託バージョン
- ファンドのネーミングセンスに欠ける
- 米国のIT企業のトップ20に投資
- 加重平均で定期リバランス
- 加重平均でも各社最大8%で細分化された各カテゴリーごと最大25%と珍しい構成
- VTIよりもS&P500を好む理由が「少数精鋭」ならNASDAQよりこのファンドを好むかもしれない
- コストは高めなので、たった20社なら企業リストを見て個別に買ってコストセーブしても良い
- 新NISAで人気の出そうな銘柄
- 公式サイト:https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/4655/detail_top.html
NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信【1678】
- 注目のインド株式インデックスへ投資
- 代用FXにも利用するならこのファンド
- コスト高い
- 公式サイト:https://nextfunds.jp/lineup/1678/
iシェアーズ 米国連続増配株ETF【2014】
- 米国高配当ETFの代表格VYMと米国増配ETFの代表格VIGの中間のようなファンド
- 増配ETFでありながら配当も多いのが特徴(VIG以上VYM,HDV未満)
- 配当も多い要因はスクリーニングされた増配株を時価総額ではなく配当額で加重平均しているから
- 配当額の加重平均なので配当率が少ない大型株も銘柄に組み込まれる(マイクロソフトなど)
- トータルリターンではS&P500には及ばないので保有するなら目的を明確にしてから購入する
- 魅力的だが東証ETFなので新NISAで購入しようとは思わない
- 配当月:2月、5月、8月、11月
- 公式サイト:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/335306/ishares-us-dividend-growth-etf
キャピタルもインカムも欲しい!て人には良いかも
グローバルX S&P500配当貴族ETF【2236】| Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)
- S&P500から25年以上連続して増配を継続している銘柄。上場してからの歴史が長い企業が多め
- 最低40銘柄で構成される。2023年時点では67銘柄が採用
- S&P500の加重平均に対して均等ウエイト(例:50銘柄だったら各銘柄均等に2%ずつ)
- 国内ETFと投信では投信がコストが安く、あくまで増配銘柄であり高配当ではないので国内ETFを選ぶ理由はない
- 投信であればeMaxis Slim米国株式投信とコスト差は許容範囲
- 投信運用会社の日興アセットマネジメントは数字の小細工をすることが多く信頼感に欠ける
- 増配銘柄を集めているのでS&P500よりも下落耐性がある
- 過去10年間の成績では配当貴族>S&P500>VIGだが僅差
- 公式サイト:https://globalxetfs.co.jp/funds/2236/index.html https://www.nikkoam.com/fund/detail/645073
グローバルX US テック・トップ20 ETF【2244】
- 米国のIT企業のトップ20に投資
- 加重平均で定期リバランス
- 加重平均でも各社最大8%で細分化された各カテゴリーごと最大25%と珍しい構成
- VTIよりもS&P500を好む理由が「少数精鋭」ならNASDAQよりこのファンドを好むかもしれない
- 2023年時点ではNASDAQの枠に留まらず、米国を牽引する企業に簡単に投資することになる
- コストは高めなので、たった20社なら企業リストを見て個別に買ってコストセーブしても良い
- 公式サイト:https://globalxetfs.co.jp/funds/2244/index.html
新NISA | 代用FX | 特定 | CFD どのファンドをどの口座で運用するか
たくさんファンドの概略をまとめていますが、それぞれに適した口座があると思います。
各個人の投資目的やライフステージにより変わるはずですが、理屈では以下の通りになると思います。
優先順位が高い順にお話しします。最優先は新NISAです。
新NISA
年間投資限度額360万円、総額1,800万円の非課税口座。
最速で満額を投資するのが期待値が高くなります。非課税枠を消費せずに基準価額を上げられる投資信託で長期リターンの高い株式を保有するのが定番だと思います。(*ライフステージによる)
頻繁に「オールカントリーとS&P500のどちらが良いのか」が議論になりますね。普通に考えれば殆どの人にはオールカントリーが良いでしょう。
でも私はS&P500
理由は以下の通りです。
- 途中売却せずに複利効果で基準価額を上げることを最優先したい
- 途中で売りたい気持ちになる可能性が最も低いのがS&P500
- 新NISA満額以上の資産を既に保有している
- 米国以外への投資は新NISA以外で自由に売買したい(=複利効果消滅や枠を気にしたくない)
- オールカントリーの新興国株比率が高すぎる。またその枠はインド株だけで良いと思っている
- 日本株への投資は代用FXで高配当投資が最適(*ライフステージによる)
あくまで私の場合ですので、ご参考程度に。
新NISAに関して詳しくは以下の公式サイトでご確認ください。
公式サイト:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html
代用FX
保有している投資信託や国内ETF、株式などで現金0円でFXが出来て非常に資金効率が高く、そしてハイリスクな上級者向けの制度です。代用FXで含み損を抱えやすいリピートFXをするのは避けた方が良いと思います。
私の代用FXは裁量トレード専用です。
理由は裁量トレード、スイングトレードであれば、短期間で建玉を決済か損切をするので含み損を抱える期間が少ないからですね。途中で保有株の暴落があってもFXへの影響が小さくて済みます。
代用FXは高配当が良さそう
理由は以下の通りです。
- 投資信託を新NISA以外で買うのはもったいない。必然的に個別株と国内ETFは新NISA以外で買うことになる
- キャピタルは新NISAで狙い、インカムは代用FX特定口座で狙う役割分担
- インカムであれば高配当を揃えたい。株、債券、リート、優先証券、などアセット分散も魅力
- 日本株は為替リスクによる基準価額の上下がなく代用FXへの影響が外国株よりも小さめ
- 銘柄選定に自信があれば個別日本株で株主優待も狙ってもよい。税制も有利
オールカントリーで日本株買うなら代用FXで良くね?ってことね
現金0円で代用FXが出来るのは3社あります。auカブコム証券はFXスペックが非常に弱く、マネーパートナーズはスワップが低い。DMMはFXスペックもスワップも優秀です。高配当株のインカムにFXのプラススワップも追加することができます。トレード手法によっては配当よりも多いプラススワップを得ることも可能です。
よって、代用FXで利用する口座はDMM FX一択になると思います。NISA保有以外のすべてのアセットはDMM特定口座に集約し代用FXに利用するのが効率的です。
代用FXに関してさらに詳しくはこちら
特定
新NISAを満額にし、代用FX用のアセットもDMMに集約し、それでも行き場のないアセットを運用するのが特定口座の役目です。
それどんなファンドなん?
という感じですが、クセ強の尖った投資信託になると思います。例えばNASDAQ3倍ブル投信などですね。相場を判断して比較的中短期で売買をするファンド。国内ETFなら代用FXに回せるので投資信託になるはずです。
運用途中で売りたい気持ちになってしまう、プラスマイナスが気になってしまう投資信託は特定口座が良いと思います。おそらく…ポートフォリオにレバレッジを掛けた商品を含んだ投資信託が該当するでしょうね。USA360とかS&P500ゴールドプラスとか。あとはインド株インデックス投資信託とかブラジル株インデックス投資信託などのカントリーリスク高めのアセット、原油などのシーズンがはっきりしたアセットなど。投資信託は「それ誰が買うの?!」とついつい思ってしまうファンドも沢山あるので色々な選択肢がありそうですね。
新NISAを満額使い切れない人は新NISAでも良いと思いますが、尖がりクセ強な投資信託は新NISAで買えないことも多々あります。気になる投資信託があれば確認してみてください。
CFD(上級者向け)
投資信託をCFDで保有はできませんが、米国ETFや、ファンドのベンチマーク対象をCFD口座で売買することは可能です。
CFDでは金利が差し引かれるので運用は短期売買が基本です(特に2023年時点では高金利なので注意)
買いだけでなく売りからもエントリーできるので、値動き上下の大きいブルベア指数で買いなら押し目買い、売りなら戻り売りを狙う。2023年なら話題の個別銘柄NVIDIAをレバレッジを掛けて少量限定で買う。など投資の幅が広がります。
運用する口座はGMOクリック証券がメインになると思います。
扱う銘柄数では外資系のIG証券とFOREX.com(StoneX証券)が多いですが、主要銘柄や人気銘柄(個別株含む)はGMOクリック証券でも扱っていて必要十分が揃っています。コストもIG証券とFOREX.com(StoneX証券)よりも安価です。
CFDに関してさらに詳しくはこちら
カモメうみねこが運用するファンド
で…カモメさん何買うの?
私は読者の皆さんに自分で考えてもらう方針なので明確には教えません。ただ、完全に秘密にするとお話しできなくなってしまうので、ふんわり匂わせ発言はSNSなどでしています。注意深く言葉を辿れば…
S&P500
というのが推測できたり出来なかったりだとか?
とりあえずX(旧Twitter)とnoteをフォローが良いと思います。noteでは資産運用日誌をほぼ毎日書いています。ファンドに関する内容も頻繁に話題にしていますので、是非ご参考に。
気になる方はフォロミー