Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)について簡単に 2024.05.13
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)が2024.05.16から
割と話題の?投資信託が発売開始されます。公式サイトはこちらです。
詳細は公式サイトでも確認できるので超要約しますね。
- S&P500の内のトップ10に投資(実質的に米国のトップ10)
- 加重平均で構成
- 年1回の構成銘柄選定
- 年4回のリバランス
- 信託報酬は0.10725%
- 最近の実績はS&P500を上回る
以上が公式サイトで分かる情報です。
どう受け取るかは人それぞれですね。では次から私見です。
ベンチマークチャートが期待ほど良くない
まず一番意見が分かれそうなポイントです。
先ほどのベンチマークは良さそうに見えますが、下落幅の大きさが気になります。構成銘柄が10しかないことの弱点ですね。その分、調子が良い時は調子が良いです。
何かに似てると思いませんか?
細かいことは無視しますが、NASDAQ100とそんなに変わらない。むしろ銘柄数が100で多い分の分散効果があり魅力的にも見えます。このファンドを選ぶポイントになりそうですね。皆さんはどちらが好みですか?
コストは絶妙で素晴らしい…10銘柄なら自分で買っても良いけど
実質コストがさほどかからない。という前提です。
NASDAQの投資信託よりも安価であり、先ほどのベンチマークチャートを考慮すれば、S&P10を好むのもありだと思います。
しかしながら構成銘柄はわずか10銘柄。
当然メジャー銘柄ですし、10社程度なら手間はそれほどでもないと思います。
加重平均なので自作でベンチマークを追いかけるのは時価総額の計算を自分ですることと、1株の単価が高いと購入が困難な場合があります。このあたりが自分で買う場合の懸念ですね。
それを誰でも手軽に変えますよ~。税金処理も簡単ですよ~。としているのが、この投資信託の狙いであり、その手間コストが0.10725%ということですね。丁度良いと思います。
ベンチマーク比較でNASDAQと比較されるのは想定内でしょう。すべて読み切ってNASDAQの投資信託よりも安いコストにしているのだと思います。このようなビジネス感覚のある商品設計は好みです。
私はこちらのファンドの方が好み
私はどちらかなら10銘柄なら自分で買えばいいじゃん。と思ってしまうタイプなので、こちらのファンドの方が好みです。
一番の売りは
名前のダサさ
ですね。ファンドリストの記事に概要だけは追加済みですので、ご参考ください。
個人的には魅力を感じるファンドですので、また別の記事で紹介したいと思います。