リピートFXでレンジが変わってしまったのはクロス円だけではないのでは? | 2024.06.25
もし為替が常にレンジを維持するのであれば通貨強弱はこうならない
まずはトレイダーズ証券でお馴染みの通貨強弱です。期間を10年間に設定しました。
「為替は戻ってくる」と度々言われますが、本当にそうでしょうか?
もし必ず戻ってくるのであれば、10年分の通貨強弱はどの通貨も接戦になるはずです。
ところが米ドルとスイスフランの2強。最弱は日本円
いやいやこれから日本円が10年分を巻き戻して接戦に…
うん。まぁ。そうかもしれません。では問います。
10年以上前の含み損ポジションを持ち続けられますか?
普通は無理でしょう。特にマイナススワップ方向では不可能に近い。
なので常に現実に向き合い、為替レンジの移り変わりに敏感にならなければリピートFXは続けられないと思います。
ドルストレートもレンジが変わったのでは?
クロス円のレンジが切り上がり、リピートFXが非常に難しくなったのは周知の事実だと思います。
円安円安と騒がれていますからね。
ところが、客観的に為替変動を確認すると、実はレンジが変わったのはドルストレートもなのでは?と思えてきます。
例えば代表的なEURUSD、GBPUSD、NZDUSD、AUDUSD。どれも低いレンジで推移し続けています。そして米ドルに対して強くなるファンダがあるかというと…私は見つけられない。
もしかしたら…
今2024年6月時点で既に米ドルの適正レートなのかもしれない
という可能性を想定に含めることにしました。
そうなるとこちらの記事で多くの通貨ペアのリピートFXレンジ設定を公開していますが、これらも検討し直しが必要になるかもしれない。と考え始めています。
リピートFXは米ドル建て以外の通貨ペアの時代へ
リピートFXの性質上、基軸通貨である米ドルに対する強弱が接戦になる2つの通貨が適することになります。代表的なのがAUDNZDとEURGBPの2つ。このように通貨ペアの略称に「USD」が出てこない通貨ペアですね。EURAUDなどもそうです。
個人的な考えですが、上記のような通貨ペアでないとリピートFXが成立しなくなる、既になっていると感じます。それほどに米ドルの強さと日本円の弱さが顕著で、それを覆すファンダも無い。安全通貨の地位はスイスフランへ。
多くの通貨ペアを同時運用してリスク分散ではなく、有利レートにある通貨ペアだけを選んで運用してリスクを抑える。
このような時代になるのではないでしょうか。
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