投資信託やファンド構成銘柄数のボーダーライン| 何銘柄まで自分で買う? 2024.05.16
5つの投資信託の構成銘柄数とコストを比較
スクロールできます
投資信託(略称) | 銘柄数 | コスト | 個別株で自作する? |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 500 | 0.09372% | ほぼ不可能 |
ニッセイ NASDAQ100 | 100 | 0.2035% | ほぼ不可能 |
一歩先いく US テック トップ20 | 20 | 0.495% | ぎりぎり可能 |
Tracers S&P500 トップ10 | 10 | 0.10725% | たぶん可能 |
iFreeNEXT FANG+ | 10 | 0.7755% | たぶん可能 |
上記は投資信託の構成銘柄とコストと「個別株で自作できるかどうか?」を一覧表にしています。(投資信託名は通じそうな名称に省略しています)
取り上げている5つのファンドは比較対象になりそうな銘柄を例にしました。
このように一覧表で比較して感じるのは
うみねこさん
iFreeNEXT FANG+ 高くね?
個別株で自作するボーダーラインは構成銘柄数20
独断ですが、投資信託やファンドの構成銘柄が20くらいを境目に個別株を自分で売買して運用するのが難しくなってくると思います。特にベンチマークと乖離しないように運用しつづけるのは大変です。
そのような意味ではS&P500やNASDAQは銘柄数が多いにも関わらず低コストです。これは明らかにお得ですよね。自力でこの2つの指数を追いかける人なんてまずいないでしょう。
すると反対に目立つのはiFeeNEXT FANG+です。
わずか10銘柄で0.7755%のコスト。これは高いと思います。個別株で10銘柄くらいは運用可能だと思います。それに対してこのコストは私は払う気にはなれないです。
同じ10銘柄でもTracers S&P500トップ10のコストは0.10725%。これなら気にならない。個別株で自分で揃えるか投資信託で買うか意見が分かれると予想しています。
そして一歩先いく US テック・トップ20。20銘柄になると予算が多くても少し厳しくなってきます。この辺りから
コストがかかるけどファンドで買うしかない!
という方が殆どになるのではないでしょうか。
コストが0.495%でも妥当と考えられるはずです。
信託報酬コストは銘柄数とセットで妥当かを判断したい
投資信託やファンド選びは
- 対象ベンチマーク
- コスト
- 実績(年利目安)
- 純資産
このくらいが主だと思いますが、前項の理由から
構成銘柄数とコストが見合っているか?
を私は必ず確認するようにしています。
そう考えるとやっぱり、US テック・トップ20は一歩さきいくダサさなんですよね。
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