NYダウトラリピ マネースクエアのCFD自動売買を運用する価値

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カモメうみねこ
インデックス投資信託 | ETFがメインアセットながらFXやETFなどの自動売買、ロジカルで合理的なキャッシュフロー構築が得意
ダイヤモンドZAi掲載
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2021年9月13日にダウが小口化されて新しく上場し、トラリピCFDで自動売買が出来るそうです。トラリピCFDそのものは昔からありますが、ダウが1/10に小口化されさらに取引しやすくなります。
NYダウトラリピは運用する価値があるか検討しました。完全に個人の意見なのでご了承ください。
NYダウトラリピは運用する価値あるがぅ!
あり。但し条件があります。
以下に該当する人は運用する価値があるがぅと思います。
- 他にFXやCFDなどをしていて損益通算できる
- インヴァスト証券のトライオートETFナスダックトリプルを運用していない
- キャッシュフローがほしい
FXやCFDなど他の証拠金取引をしている方が良い
確定申告で「先物取引に係る雑所得等」「申告分離課税」に該当する投資を他にもしている人にNYダウトラリピは向いています。
該当する投資がトラリピCFDのみはやめた方が良いと思います。



なんで?



毎年損失繰越の無限ループになるからだよ
NYダウトラリピはくりっく株365のため15か月の運用期限があり、期限を過ぎると強制決済されて損失がでます。他にFXなどをしていれば損益通算で節税できます。
他にFX取引等がないと損失繰越を無駄にしないように翌年もNYダウトラリピをして、また強制決済で損失繰越して翌々年もNYダウトラリピして止め時がないです。
他のFX取引等をしていればその利益と損益通算して年内完結できます。
期限付き強制決済は決定的なデメリットにはならない
損失を確定させてすぐに同じ位のレートで買い直せばデメリットを軽減できます。つまり損出し。
- 10万円の含み損を抱えたまま耐えて、元値に戻れば含み損が消えて0円
- 10万円の含み損を損失確定。すぐに買い直して、元値に戻れば10万円の利益で±0円



違いなさそうだけど…よく考えると…
2の場合10万円の利益が出ているので課税対象になります。
一方で前年度の節税になっているので、結局は無視できる範囲です。他にFX等の利益があれば尚更です。
強制決済の損失確定が大きすぎる場合は怖い
NYダウトラリピの強制損失確定が例えばマイナス200万円だとしたらどうでしょうか?



う…さすがにショック…
- 戻る時に200万円の利益が出て相殺できる程の大口注文を即座にし直す。強靭なメンタルを持っていますか?
- その大口注文が損をしない決済レートまで待つ。耐えられますか?
- 待たずに資金拘束を解いて他の投資で回転させた方が良いんじゃないか?この誘惑に勝てますか?



気にならなければ良いと思います
マネースクエアのNYダウトラリピとインヴァスト証券のトライオートETFの比較
NYダウトラリピのライバルになるのはインヴァスト証券のトライオートETFだと思います。人気銘柄2つ。ナスダックトリプル、ナスダックと比較します。
ナスダックトリプルと比較【トライオートETF】
ナスダックトリプルが有利だと思います。NYダウトラリピはトライオートETFのTQQQ(ナスダックトリプル)の代わりにはなれません。それは
激しい値動きを利用して高値で売り安値で買い戻す
が自動売買が有利に機能する条件だからです。


日足チャート比較です。ブルーのナスダックトリプルの方が激しい値動きです。いくら取引時間が毎日18時間長くてチャンスが多くても、その18時間の内にナスダックトリプルの激しい値動きを逆転できるでしょうか?
今度は1時間足チャートを見てみます。


1時間足チャート比較です。もちろん日に依りますが、先ほどの18時間に逆転できると思えません。一日の値動きもナスダックトリプルに負けています。優位性は覆せない。代替案にはならなそうです。
なので、既にトライオートETFでナスダックトリプルを運用中であれば、NYダウトラリピは運用する必要はないと思います。潤沢な予算があり、分散投資として運用するなら良いと思います。
ナスダックと比較【トライオートETF】
NYダウトラリピが有利だと思います。


日足チャート比較です。ナスダックが上昇率高いですが、決定的な差はなさそうに見えます。
それであれば取引時間の長いNYダウトラリピが有利です。トライオートETFのナスダックを運用するなら、NYダウトラリピの方が良さそうです。
なのでナスダックトリプル新規受付停止までに運用を開始できなかった方にはNYダウトラリピは有力な選択肢になると思います。
ナスダックトラリピが追加されました!(2022年)
2022年にナスダックトラリピが追加されました。
ナスダックであればメリットが大きいと考え運用を開始しました。下降トレンド中ではトライオートETFのTQQQをはるかに凌ぐ確定利益を得ることが出来ています。


ナスダックトリプルの自動売買設定の解説記事です。
#通称カモメノックアウトのNASDAQ解析データを応用した自動売買設定です。



是非、ご参考ください!