
Unpopular currency pair to trade!



Why English, mate?
不人気通貨ペアのポンドドル。通称ポンドルです。必要証拠金が高く、ボラの大きさから扱いが難しいとされるポンド。ポンドルやるならユロポンやる。不人気の理由はそんなところかと思います。そうですよね。そう思います。確かに優先順位は低いですが、機会損失も避けたい。稼ぎやすいレート時にトレード開始です。
当記事ではGBPUSD自動売買設定の基本形と設定根拠を解説します。
基本形をそのままでも良いですし、皆さんの環境に応じてアレンジもどんどんして頂きたいと思います。



下記のことが分かります
自動売買設定の基本形
年利(直近2-3年間で運用した場合)
チャート分析によるレンジ検証
バックテストによるレンジ検証と最適な利確幅


・資産運用で不労所得を頑張って作ってる鳥
・FX自動売買は連続予約注文とトライオートFXをメインに利用
・インデックス投資+代用FX
・#通称カモメノックアウト発案者
・インテリアデザイナー
【GBPUSD】自動売買設定の基本形



さっそく!
GBPUSD自動売買設定はこちら


- 買いはなし売りのみ
- レンジごとの利確幅
- 20pipsごとの注文間隔でダイヤモンド戦略を追加しやすく
- ブレグジット前の水準には戻らない前提
【GBPUSD】 年利と証拠金
この設定をトライオートFX のバックテストツールで検証した成績です。


期間収益率57.88%(年利換算21.05%)
推奨証拠金406,480円(1,000通貨の場合)
*トライオートFXのバックテストで算出される推奨証拠金は「直近2-3年間でこの予算であればロスカットされなかった」というものでリスク管理が甘いので信頼しないほうが良いです。但し、2021年9月現在ではコロナショックを含んでいるため、ある程度は目安になります。



では設定根拠を順に説明します
【GBPUSD】 チャート分析によるレンジ検証
長期チャートを分析してレンジ検証します。


リーマンショックの暴落から回復していない。
ブレグジットの暴落から回復していない。
相場に絶対はありませんが、特にブレグジット前のレンジに戻るには、ブレグジットと同等で反対の歴史的出来事が起きないと戻ることはない。と思っています。



ブレグジットと反対のこと…
つまりEUへ再加入するとかね
僅かながらロンドンにいた頃に感じたUKという国の印象として、EU再加入をすることはないと思います。なのでブレグジット以降でレンジを考えます。短期チャートです。(それ以外の理由もあるかもしれないですが…)





かなり難解です
上限は1.4400くらい
1.400くらいにラインがあり、1.3500くらいにもラインがある
下限は1.1400くらい
トレンド発生しやすい傾向
1.4000を超えるとすぐに反落しているようです。
1.3500がとても分かりにくいですが、買いの目線から考えます。すると、1.3500が買いの上限となっているように見えます。つまり、売りの下限でもあるかもしれません。
【GBPUSD】 バックテストによるレンジ検証
チャート分析でレンジ設定が1.3500-1.4400に仮決定しました。
次にトライオートFX
のバックテストを利用したレンジ検証です。
- ビルダーのシングルカスタムを使用
- トラップ位置50pipsでレートごとに収益率を算出(トライオートFXのバックテスト値を使用)
- 利確幅は20pipsで検証(利確されやすく・リピートされやすい)
- 収益率が急落する位置をレンジ端の目安にする


買い注文はなし。売りのみです。
1.3500-1.3600あたりが下限で悩むレンジになりそうです。
過去2-3年間では1.3600以下への下落トレンドがないのでバックテストでは収益率が実際より低くなっている
2018-2019で1.3500以下へ抵抗なく下落しているので1.3500の売り注文も問題なく決済されると判断する
以上の理由から1.3500を下限にします。
これでレンジが1.3500-1.4400に決まります。
【GBPUSD】 バックテストによる利確幅の検証
次に1.4000のラインを境に最適な2つの利確幅をバックテストで検証です。
1.3500-1.4000


1.3500-1.4000の利確幅バックテスト結果です。
100pipsがトップです。わかりやすくてよいですね。
自動売買:100pips
手動:100pips(再発注するときの暗算が楽だから)
にしたいと思います。



次はサブレンジ!
1.4000-1.4400


1.4000-1.4400の利確幅バックテスト結果です。
350pipsがトップ。
自動売買:350pips
手動:400pips (再発注するときの暗算が楽だから)
にしたいと思います。
GBPUSDの自動売買設定は1.3500-1.4400に売りのみ
1.4000を境に2つの利確幅を設定


おさらいに同じ設定表を再掲します。
短期チャートで確認できるように、トレンドが発生しやすい通貨ペアに思えます。運用する優先順位も低いと思うので、無理に逆張りするのではなく、順張りで追尾するのがGBPUSDの活かし方かなと思います。売り方向でプラススワップなので、1.4000を超えたら運用開始して1.3500の建玉が決済されたらしばらくお休みということになりますね。



自分が納得できる設定にアレンジしてね