
Volatility kills.



ボラに注意って意味ね
殺〇通貨ペアのポンド円。
とにかくボラが大きい。証拠金も高いですし無理に運用しなくてよいでしょう。
売りの運用は厳禁。凄く下がった時だけ買いのみの運用です。
当記事ではGBPJPY自動売買設定の基本形と設定根拠を解説します。
基本形をそのままでも良いですし、皆さんの環境に応じてアレンジもどんどんして頂きたいと思います。



下記のことが分かります
自動売買設定の基本形
年利(直近2-3年間で運用した場合)
チャート分析によるレンジ検証
バックテストによるレンジ検証と最適な利確幅
【GBPJPY】自動売買設定の基本形



さっそく!
GBPJPY自動売買設定はこちら


- 買いのみ(絶対に売りはしない)
- レンジごとの利確幅
- 20pipsごとの注文間隔でダイヤモンド戦略を追加しやすく
- ブレグジット前の水準には戻らない前提
【GBPJPY】 年利と証拠金
この設定をトライオートFX のバックテストツールで検証した成績です。


期間収益率103.27%(年利換算37.55%)
推奨証拠金1,105,626円(1,000通貨の場合)
*トライオートFXのバックテストで算出される推奨証拠金は「直近2-3年間でこの予算であればロスカットされなかった」というものでリスク管理が甘いので信頼しないほうが良いです。但し、2021年11月現在ではコロナショックを含んでいるため、ある程度は目安になります。



では設定根拠を順に説明します
【GBPJPY】 チャート分析によるレンジ検証
長期チャート





凄い下落幅…



上昇余地が大きいとも言えるね
リーマンショックやブレグジット前の水準には戻らない前提で分析します。
しかし買いのみの運用に限定することで、万が一、この余地をフルに戻す上昇をしても被害にあわないようにします。
短期チャート


140.00くらいにラインがあります。長期チャートで確認できる上昇余地を考慮すると上にもう少し追いかけても良さそうですが、無理しないようにします。



Volatility kills.
上限は160.00くらい
140.00くらいにラインがあり、買いレンジ上限の目安にする
130.00くらいのラインを利確幅の分岐ラインとする
下限は125.00くらい
【GBPJPY】 バックテストによるレンジ検証
チャート分析でレンジ設定が125.00-140.00に仮決定しました。
次にトライオートFX
のバックテストを利用したレンジ検証です。
- ビルダーのシングルカスタムを使用
- トラップ位置50pipsでレートごとに収益率を算出(トライオートFXのバックテスト値を使用)
- 利確幅は20pipsで検証(利確されやすく・リピートされやすい)
- 収益率が急落する位置をレンジ端の目安にする


140.50以上で収益率が急落。バックテストによると140.00が買いレンジ上限となりそうです。
チャート分析通り、買いレンジ125.00-140.00に決まります。
【GBPJPY】 バックテストによる利確幅の検証
次にラインを境に最適な2つの利確幅をバックテストで検証です。
130.00-140.00(コアレンジ)





ながっ!



もしや…と思って検証してみた
コアレンジにも関わらず300pipsがトップです。
とはいえ、さすがに現実的ではないので100pipsにします。(150pipsと迷いました)
利確幅が広すぎると最大保有建玉数が増えるので維持率を圧迫する可能性があるからですね。程々で捌かないと。
自動:100pips
手動:100pips



次はサブレンジ!
125.00-130.00(サブレンジ)


サブレンジは1,000pipsがトップです。凄いですね。
自動:1,000pips
手動:1,000pips
GBPJPYの自動売買設定は125.00-140.00に買い
130.00のラインを境に2つの利確幅を設定
おさらいに同じ設定表を再掲します。


絶対に売りはしないこと。
わざわざマイナススワップと大きなリスクと多額の証拠金を抱えて、売りで運用する理由はないと思います。底値付近のレンジに来た時に買いだけ運用して、レンジアウトしたら潔く資金開放する。
ポンド円は期間限定のつもりで運用すると良いと思います。



自分が納得できる設定にアレンジしてね