【AUDUSD】オジドルのFX自動売買設定 2021年版


オージー



おにく
定番人気通貨ペアのオジドル。
かつては高金利でしたが、今ではすっかり低金利。
NZDUSD(キウイドル)とそっくりですが、予算が限られているのであれば、AUDUSDを優先します。
米国との金利差で売りが安定してプラススワップもしくはゼロなので、 AUDJPY買いとAUDUSD売りの異通貨ペアハーフ&ハーフが共にプラススワップ方向で出来るからです。
2021年10月現在では、 NZDUSDだとNZDJPYとスワップ方向が同じなので少し扱いにくいです。
当記事ではAUDUSD自動売買設定の基本形と設定根拠を解説します。
基本形をそのままでも良いですし、皆さんの環境に応じてアレンジもどんどんして頂きたいと思います。



下記のことが分かります
自動売買設定の基本形
年利(直近2-3年間で運用した場合)
チャート分析によるレンジ検証
バックテストによるレンジ検証と最適な利確幅
【AUDUSD】自動売買設定の基本形



さっそく!
AUDUSD自動売買設定はこちら


- 売りのみ
- レンジごとの利確幅
- 20pipsごとの注文間隔でダイヤモンド戦略を追加しやすく
- 長期チャートと短期チャートで大きくレンジが異なる
【AUDUSD】 年利と証拠金
この設定をトライオートFX のバックテストツールで検証した成績です。


期間収益率44.24%(年利換算16.09%)
推奨証拠金265,465円(1,000通貨の場合)
*トライオートFXのバックテストで算出される推奨証拠金は「直近2-3年間でこの予算であればロスカットされなかった」というものでリスク管理が甘いので信頼しないほうが良いです。但し、2021年11月現在ではコロナショックを含んでいるため、ある程度は目安になります。



では設定根拠を順に説明します
【AUDUSD】 チャート分析によるレンジ検証
長期チャート





長期だと広いレンジだね



長期チャートの中央値が近年では最高値に見えるね
リーマンショック後の米国低金利時代にはそう簡単に戻らないと見て、短期チャートをベースにレンジ検証します。
短期チャート


中央値は0.6850です。上下の出現率が違いすぎます。
○○ショック時に限り大きく下落するようです。
さらに 詳しく短期チャートを分析です。


0.7800くらいにラインがあります。
売りの下限は0.7200-0.7400くらいですが、少しはっきりしません。
上限は0.8200くらい
0.7800くらいにラインがある
売りの下限は0.7200-0.7400くらい
【AUDUSD】 バックテストによるレンジ検証
チャート分析でレンジ設定が0.7200-0.8200に仮決定しました。
次にトライオートFX
のバックテストを利用したレンジ検証です。
- ビルダーのシングルカスタムを使用
- トラップ位置50pipsでレートごとに収益率を算出(トライオートFXのバックテスト値を使用)
- 利確幅は20pipsで検証(利確されやすく・リピートされやすい)
- 収益率が急落する位置をレンジ端の目安にする


0.7200-0.7400がはっきりしていませんでしたが、バックテストによると0.7300が売りレンジ下限となりそうです。
これで売りレンジ0.7300-0.8200に決まります。
【AUDUSD】 バックテストによる利確幅の検証
次に売りのラインを境に最適な2つの利確幅をバックテストで検証です。
0.7300-0.7800(コアレンジ)


0.7300-0.7800の利確幅バックテスト結果です。
50pipsがトップです。
自動売買:50pips
手動:50pips



次はサブレンジ!
0.7800-0.8200(サブレンジ)


0.7800-0.8200の利確幅バックテスト結果です。
300pipsがトップです。
自動売買:300pips
手動:300pips
AUDUSDの自動売買設定は0.7300-0.8200に売り
0.7800のラインを境に2つの利確幅を設定
おさらいに同じ設定表を再掲します。


2021年11月現在ではAUDJPY買いとAUDUSD売りで異通貨ペアハーフ&ハーフが共にプラススワップ方向で出来ます。必要証拠金も少ないので、FX自動売買には欠かせない通貨ペアかなと思います。今後しばらくスワップ方向が逆転する様子もなさそうなので、長期にわたり活躍してくれそうです。



自分が納得できる設定にアレンジしてね