
カモメさんもオージーキウイ(AUDNZD)の設定見直すってtwietterで言ってるの見たよ



うん。バックテストもして考えたよ
2021年9月現在、豪ドルNZドルの金利差により豪ドルが下落。しばらく低迷する雰囲気。セントラル短資FXの凄いトレード条件。と色々ありAUDNZD設定を新しくすることにしました。
当記事ではAUDNZD自動売買設定の基本形と付随する考察。おすすめFX会社。カモメさんのアレンジ例を紹介します。



下記のことが分かります
AUDNZD自動売買設定の基本形
年利 (直近2-3年間で運用した場合)
レンジの決め方
ハーフ&ハーフか両建てかダイヤモンドかの選択
AUDNZD運用で自分に合ったFX会社の選び方
カモメさんのアレンジ例
基本形をそのままでも良いですし、皆さんの環境に応じてアレンジもどんどんして頂きたいと思います。


・資産運用で不労所得を頑張って作ってる鳥
・FX自動売買は連続予約注文とトライオートFXをメインに利用
・インデックス投資+代用FX
・#通称カモメノックアウト発案者
・インテリアデザイナー
【オージーキウイ AUDNZD】自動売買設定の基本形
以下のコンセプトで自動売買設定を作成しました。
- IFD注文で再発注しやすいように計算しやすい利確幅
- 自動売買を使わなくても管理できる。ゆとりのある忙しさ
- 自動売買を使うのもあり。と思えるちょうど良い忙しさ
- 退屈しない。設定を信じられる約定頻度
- 利益もしっかり
- 片方のレンジの建玉がすべて決済されるタイミングが反対のレンジへ資金移動のシグナル


年利と証拠金


この設定をトライオートFXのバックテストツールで検証した成績です。単一通貨ペアとしてはまずまずの成績だと思います。スプレッドとスワップ条件の悪いトライオートFXでの成績なので、FX会社によってはもう少し良い結果になると思います。
期間収益率119.45%(年利換算43.44%)
推奨証拠金189,230円(1,000通貨の場合)



年利50%が狙えそう!
*トライオートFXのバックテストで算出される推奨証拠金は「直近2-3年間でこの予算であればロスカットされなかった」というものでリスク管理が甘いので信頼しないほうが良いです。但し、2021年9月現在ではコロナショックを含んでいるため、ある程度は目安になります。
*任意のロスカットレート○○に対する必要証拠金などの詳しい算出方法は公開していません。自己責任で資金管理をお願いいたします。自身で算出ができない場合は運用を控えてください



では設定根拠を順に説明します
レンジの決め方


2014年から2021年9月現在までのAUDNZDのチャートです。レンジ上限が低くなってきているのが特に気になります。
近年は殆どが1.0300-1.0850のレンジに収まり、稀に高値は1.1000辺り。安値は1.0000辺りに迫ります。
次にバックテストです。誰でも同じことが出来るように、トライオートFXのバックテストを使います。
- ビルダーのシングルカスタムを使用
- トラップ位置50pipsでレートごとに収益率を算出(トライオートFXのバックテスト値を使用)
- 利確幅は20pipsで検証(利確されやすく・リピートされやすい)
- 収益率が急落する位置をレンジ端の目安にする


売りの下限は1.0350から収益率が極端に下がるので、これより下に売り注文は不要。このレートに売り注文を仕掛ける予算があるなら、買い注文を厚くしたほうが良いことになります。
買いの上限は1.0550から収益率が極端に下がるので、これより上に買い注文は不要。このレートに買い注文を仕掛ける予算があるなら、売り注文を厚くしたほうが良いことになります。



このチャートとバックテストをレンジ決定の参考にします
次に売りも買いもそこそこの収益率であるグレーの1.0400-1.0500部分の戦略を決めます。ハーフ&ハーフか両建てかダイヤモンドかの意見が分かれるのは、このように売りでも買いでも利益の出るレンジが存在するからだと思います。EURGBPで同じ検証をするとハッキリと売り買いが分かれます。
ダイヤモンド戦略を採用
採用するのは最も合理的なダイヤモンド戦略です。以下に理由を説明します。
ハーフ&ハーフと両建てとダイヤモンドの特徴
『もうかるレンジ』=安値に買い。高値に売り。と素直な注文。決済されやすい
『いまいちレンジ』=もうすぐ高値掴み(安値掴み)レンジなので決済されにくい
ハーフ&ハーフ
売りと買いでもうかるレンジだけ設定。含み損がなくなる瞬間があるのがメリット。
両建て
もうかるレンジにいまいちレンジを直列に繋ぐ設定。いまいちレンジではあるけど利益は出るから、売りも買いもレンジ伸ばしておく。重なる部分が両建て。いまいちレンジの分、最大保有建玉数が増えるので必要証拠金も増える。
いまいちレンジで値動きが多いとハーフ&ハーフより高収益率。含み損がなくなる瞬間がないデメリットあり。
ダイヤモンド
両建ては高値(安値)方向にレンジを伸ばすから決済されずらくなり、いまいちレンジで収益率下がる。だったら伸ばす代わりに、もうかるレンジの注文を並列に厚くすれば良い。という設定。
安値レンジに買い。高値レンジに売り。と素直に注文しているので、両建てよりも決済もされやすい。含み損がなくなる瞬間があるのもメリット。
以上、ロジカルに考えると両建てがダイヤモンドに勝る点はありません。
ハーフ&ハーフとダイヤモンドはレンジ中央付近の注文数を増やして厚くしているかどうかの違い。予算次第なので、どちらが良いも悪いもないです。
狭い離隔幅と広い離隔幅でどんな相場でも利益を狙う
ダイヤモンドで注文を厚くしている部分は、ベースのハーフ&ハーフよりも利確幅を狭くして細かな値動きも逃さず狙うのが良いと思います。利確幅が狭いほうが有利な場合も増えてくる中央値付近が効果的。
安値(高値)レンジでは極端に広い利確幅で大きな利益
例えばAUDNZDの買い注文では1.03以下になると1回の決済幅が極端に広いほうが有利です。相場が行ったり来たりして沢山リピートする位置ではない。50pips利確幅×3回リピートよりも300pips利確幅×1回の方が利益が出る。ということですね。売りも同様です。
利益を先延ばしして最後に逆転!という感じなので、トータルリターンよりもコンスタントに利益が欲しかったり、キャッシュフローを優先したければ100pips以下が良いと思います。
底値で大口注文して大きな利益を狙う戦略はいまいち
底値で10万通貨などの利確幅が大きくて大口注文する戦略は有名ですが、個人的には正直いまいちです。特にAUDNZDでやることではないと思います。(*損出し後の買戻しは除く)
AUDNZDの例
レート1.000でレバレッジ3倍相当で注文
AUDNZDでは高値レートの1.1000で売却。つまり+10%
S&P500をレバレッジ3倍相当で注文
現在の価格から+10%で売却
どちらの方が早く+10%を達成でき、そして将来的に+20%を狙えそうですか?
当然時期によってどちらが有利かは変わります。どちらに期待するのが可能性が高いか。
参考に2021年のナスダックなら年初から8か月で+20%です。
為替の底値は損失幅が限定されるメリットもありますが、リスクオンに転じたら為替の伸び率と株の伸び率なら上限のない株が有利。私なら米株指数に投資します。
為替ならスワップが貰えますが、AUDNZDでは良くてもゼロ。政策金利を考慮するといつマイナススワップになってもおかしくない。変動幅が小さいAUDNZDでは値上がり益も限定的でせいぜい1.1000まで。



ちょっと厳しそう…NZDJPYとかならスワップもあるし、ボラも大きくていいのにね
含み損が限定的なことを利用して、さらにハイレバするのであれば良さそうです。株のレバは無理して3倍位が限界だと思うので、為替なら5倍くらい挑戦してもありだと思います。
大口注文するならリスクオフ方向で
リスクオフ方向の為替の大口注文はとても効果的だと思います。
株の最高値は分からないから大きな売り注文をレバレッジかけて建てられない
為替の最高値はある程度は限定されるから大きな売り注文をレバレッジかけて建てられる
リスクオフで利益が出ると分散効果があるし安くなった株も買える
実際に私もEURJPYが2021年に135円を突破する頃に狙ってました。
リスクオフで利益。しかもプラススワップ。



ですが掴み損ねました…
タイプ別おすすめFX会社と設定アレンジ
AUDNZDのおすすめFX会社はセントラル短資FXです。しかし何を優先するかで利用するFX会社も変わるかなと思いますし、私もそうなので実例として紹介します。
タイプ別おすすめFX会社
1社で完結したい
:セントラル短資FX
自動売買で完結したい
:マネースクエア
手間をかけても利益追求したい
:セントラル短資FXで買い、LIGHT FXかみんなのFXで売り
代用FXしたい
:マネーパートナーズ
プラススワップ方向だけでいい
:LIGHT FXかみんなのFXで売り
プラススワップ方向だけで自動売買したい
:マネーパートナーズ、インヴァスト証券
証拠金分散の非効率が嫌
:セントラル短資FX買い、メインで使用中のFX会社で売り



大体こんな感じじゃないかな?
利益追求なら買いはセントラル短資FX。売りはLIGHT FXかみんなのFXでプラススワップをもらう。
セントラル短資FXの買い建玉がすべて決済されるのがシグナルで、みんなのFXに資金移動して売り注文の開始です。逆方向も同じ。反対のレンジに入る時には建玉が一つも残らないので簡単です。
完全自動化するならコストを払ってトラリピ。
お金は後でも稼げる。二度と戻らない時間にコストを支払う。という優先順位の方ですね。
設定アレンジ例:カモメうみねこ
次の2つの設定を同時運用します。
買い:セントラル短資FX
売り:みんなのFX
買い:なし
売り:インヴァスト証券(レンジ:1.05-1.14 20pips間隔 80pips利確)
基本形は少額投資で年利50%以上を目標にします。
上抜けたらあっさり損切りして運用をしばらく止めます。
上抜けを想定したレンジ設定をするなら、それはもう私が投資したいAUDNZDではないです。AUDNZDは狭いレンジでリピートするからこそ魅力的。なので上抜け想定のレンジ設定はしません。
アレンジは私のメイン口座のトライオートFXに含ませます。
1番条件の悪いインヴァスト証券ですが、既に多くの資金が集まっているので証拠金が分散されて資金効率が下がるのを避けます。マイナススワップになる買いはなし。プラススワップの売りのみです。コンスタントに約定があることを優先して狭めの利確幅80pipsです。
AUDNZDは利益追求したい通貨ペア
現状ではオーストラリアとニュージーランドの金利差が相場に反映され、〇〇ショック時の相場変動も少なく、リスクが限定されている通貨ペアとされています。
必要証拠金も少ないですし、失敗してもよい少額で年利50%超を狙って利益追求をしたくなります。するとセントラル短資FX買いとみんなのFXかLIGHT FX売りに必然的になりますよね。
AUDNZDだけは専用口座にして複利運用でどこまで増やせるか。というのも試してみるのもいいかなと思っています。



なお、入るタイミング伺い中です…(2021年10月現在)
NZ金利上昇によってセントラル短資FXのスワップが変動【2021年10月追記】
ニュージーランドの政策金利上昇に伴い、セントラル短資FXの買いスワップが遂にマイナスになりました。また相場も変動し現在は売りレンジに突入です。
私はトライオートFXのアレンジはいずれにせよプラススワップなので稼働開始しますが、セントラル短資FXとみんなのFXの基本形は稼働をしばらく見送ります。



FX各社のスワップが安定してからでもいいかな~



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